家事・育児に追われ、まとまった時間が取れない!面白いアニメを探す時間も余裕も無い!
そんなお母さんたちのためにスマホで見られるおすすめのアニメを筆者視点で紹介していければと思います。
初回は幽遊白書という作品の蔵馬というキャラクターのおすすめシーンを紹介します。
幽遊白書は、Netflix、dアニメストア、dTV、U-NEXT、FOD-PREMIUM、BANDAI-CHANNEL で全話について、定額の見放題があります。
完全無料は探した感じ、恐らく無いと思います。
この記事は、軽いネタバレを含むので、知って見るのが嫌な場合は、ここで読むのをやめて、直接見に行ってほしいです。
幽遊白書を見たことないかたでも、指をピストルの形にしてエネルギー弾を撃つ「霊丸」は知っているんじゃないでしょうか。
もしくは100%中の100%と叫ぶ筋肉隆々のサングラスをかけた男(というか見た目は人間というより溶岩とかに近いかもしれない)、戸愚呂弟は見たことあるというかたもいるんじゃないでしょうか。
霊丸や戸愚呂弟から、少年ジャンプのザ・バトルもののイメージをお持ちのかたもいるかもしれないが、必ずしもその限りではないと思っています。
それは、幽遊白書の作者が、HUNTER×HUNTERの作者でもある冨樫義博氏であることからも想像できるかもしれないです。
冨樫氏も絶賛している「ジョジョの奇妙な冒険」や著作「HUNTER×HUNTER」のような一定のルールが定まった能力系のバトルものになります。
「幽遊白書」はそれらと比較すると、文字文字しさというか説明は少ないので、もう少し軽い気持ちで見られると思います。
今回はそんな「幽遊白書」の中のキャラクター「蔵馬」にスポットライトを当てます。
ちなみにトップの画像の蔵馬は、南野秀一という人間の姿バージョンで、「妖狐・蔵馬」という白装束を身に纏ったスラッとしたバージョンもあるので、是非みて見てください。
アニメ版の声優は緒方恵美(めぐみ)さん。
では前置きはここまでにして、「蔵馬」のかっこいいシーンを切り取ることで、「幽遊白書」の魅力を紹介していきます。
俺は負ける気はない
アニメ第83話の蔵馬のセリフです。
このセリフだけだと、勝つことを表明した平凡なセリフに見えますね。
ただ、このセリフの裏にある蔵馬の決意を知ると、この言葉の意味と重みが何倍も変わってきます。
天沼というゲームの天才でゲームを現実化できる能力を持つ小学生の男の子が、仙水という人間界に妖怪を招き入れようとする男に手を貸します。
それを幽助や蔵馬と言った主人公たちは食い止めようとします。
天沼と蔵馬はゲームで対決するのですが、蔵馬は人間界を守るため、天沼の精神を揺さぶる手を使うのです。
対決に使われているゲームで魔王が負けると、魔王が死ぬ描写が現れます。
蔵馬は、「このゲームで、魔王を演じる君が負けると、現実世界で君は死ぬことになる」と天沼に告げました。
天沼は仙水を信じ切っていて、まさか仙水が自分を利用していて犠牲にするつもりであるとは考えが及んでおらず、酷く動揺しました。
蔵馬は、仙水の計画も知っていた上で協力した天沼の責任にも言及した上で、上記のセリフを放ったのです。
小学生相手に、人間界を守るためとはいえ、動揺させることでミスを誘うという卑怯とも言える手を採り、天沼の命を奪うことになります。
その決意の表れであり、天沼に現実を突きつけたのが冒頭の言葉になるのです。
お前は「死」にすら値しない
アニメ第84話から。
ここ、書いていて気づいたのですが、回が連続していました。
蔵馬が戸愚呂兄に放ったセリフです。
このシーンを初めて見たときに、こんな倒し方があり得るんだ…と衝撃を受けました。
バトルって、相手を殺したり、倒したりして終わるもの。
そんな当たり前の考えを覆すようなこの一番でした。
戸愚呂兄は、再生能力を持つため、全身が散り散りになっても時間をかけると復活します。
そんな相手に蔵馬はいかにして勝ったのでしょうか?
蔵馬は戸愚呂兄に「邪念樹」という魔界の種子を植え付けました。
邪念樹は、種子を植えつけられた者に幻影を見せ、その者を養分として死ぬまで寄生する植物です。
蔵馬はこう言います。
『邪念樹はエサが死ぬまで離さない』
『しかし再生を続ける戸愚呂は死ぬことさえできない』
『永遠にオレの幻影と戦い続けるがいい』
そしてこう言い放つのです。
『お前は「死」にすら値しない』
蔵馬は前の戦いで天沼を手にかけてしまったことで、戸愚呂兄を含む仙水たちに対する内なる怒りが煮えたぎり、この残酷な手を選んだのかな、と想像します。
残酷なんだけれども、「あ、美しいな」と思ってしまうこの勝負のつけ方、見事でしたね。
皮肉だね 悪党の血の方が綺麗な花がさく
時代はちょっと戻って、アニメ第29話から。
暗黒武術会のトーナメント初戦は六遊怪チーム。
蔵馬の相手は呂屠(ろと)。
呂屠は、蔵馬の人間界での姿、南野秀一の母・志保利を人質に取って、試合を優位に進めようとします。
しかし、この卑劣な行為が、蔵馬の怒りのスイッチを押してしまいます。
蔵馬は人質を取られながらも、呂屠に、シマネキソウのタネを植え付けることに成功します。
そして蔵馬は「死ね」の一言と共にシマネキソウで呂屠の身体を突き破って開花させました。
その時放ったセリフが冒頭のサブタイトルなのです。
以上、いかがだったでしょうか。
初めてのかたは、とにかく面白いので見てもらいたいです。
もう見たことのあるかたも、久しぶりに見てみて下さい。
アイキャッチは「幽遊白書」コミックス15巻より
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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